さんのぜ日和

シリコンバレーで暮らすぼっち主婦のゆるゆるライフ♪

ベビーシッターのお姉さん

娘が通う小学校の夏休みは、6月半ばから8月下旬までの2ヶ月間。

長い休みの間に英語を忘れないようにと

毎年娘をサマースクールに通わせています。

しかし今夏は、両親が長期で遊びに来るというので

少し迷った末、サマースクールに申し込みませんでした。

らいかは、久しぶりの両親の渡米を楽しみにしていたのですが・・・。

両親が急用で来れなくなってしまいました。

突然のドタキャン。

止むを得ない事情なので、こちらも納得しているのですが

さて、この長い夏休み、親子でどうやって過ごしましょうか。

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子ども2人を遊ばせていると、たいてい

いつの間にか姉弟喧嘩が始まります。

喧嘩するほど仲が良いといいますが

2人とも誰に似たのか(母似?)手が早くて

放っておくと、怪我人が出ることも。

夏休み中、子ども2人とも生傷が絶えない状態

などということにならないよう

打開策として、娘にある提案をしました。

「夏休みの間、弟くんのベビーシッターになってみない?」

あまり乗り気じゃない娘でしたが

「ちゃんとできたらバイト料を払うよ」

という一言ですんなりOKの返事。

姉&弟の関係が

ベビーシッターのお姉さん&お世話される子ども

という関係に変われば、喧嘩はしなくなるかも。

というのが母の企みなのですが、さて、どうかな。

夏休み初日、娘が息子を連れて子ども部屋へ。

「今から、お医者さんごっこするからね」

「じぇい君は、お医者さん、ほら、このクマさんが患者さん」

いつもと違ってずいぶんと優しい姉に

弟は戸惑いながらも、素直に従っている様子。

どうやら、上手くいっている。作戦成功か。

私は、台所の片隅で久しぶりに鍋磨き。

BKFで薬缶もお鍋もピカピカ。気持ち良い。

次は、レンジ周りを磨こうかと手を伸ばした時

子ども部屋から娘の悲鳴。

「ぎゃ~、ママ~、助けて~」

慌てて飛んでいって娘に話を聞くと

途中で、娘がついお医者さん役をしてみたくなって

息子から聴診器を取り上げた途端

怒ってオモチャを投げてきたらしい。

喧嘩の原因が

娘の「ついお医者さん役をしてみたくなって・・・」というのが、可笑しい。

最近、ぐんと身長が伸びて

外見はどんどん大人びてくる娘だけれど、中身はまだまだ6歳児。

やはりベビーシッターのアルバイトは、まだ無理だったみたい。

ベビーシッター計画は1日目にして脆くも崩れてしまいましたが

娘の子どもらしさを認識できて、なんだか安心しました。


追記2008.09.05

夏休みが始まってすぐは

子ども2人と過ごす2ヶ月半、どうして過ごそうかと

悩みの種でしたが、終わってみたらあっという間。

前述の通り、サマーキャンプもサマースクールも行かず

旅行は、一泊のキャンプへ行ったほかは

どこへも行かず、特別な事は何もしませんでしたが

気候も良かったせいか、家で

リラックスした夏休みを過ごせました。

毎日、朝ごはんの後に

近所を自転車で散歩

お昼時には音楽を聴きながら

ゆっくり食事

息子が昼寝している間に

娘は宿題、私は読書。

子どもとずっと一緒なので家事は

かなり手抜きしてしまいましたが

時間に縛られず

気分の赴くままに好きなことが出来て

心も体も存分に休みをもらった気がします。

思いがけず一番私達らしい夏の過ごし方を発見できた感じ。

来年の夏もまた同じように過ごす予定でいます。