さんのぜ日和

シリコンバレーで暮らすぼっち主婦のゆるゆるライフ♪

すきやき

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この夏のサンノゼは、涼しくて

家で冷房を効かせたのは、ほんの2、3回。

朝夕は、涼しいというより肌寒いほど。

夫に、「夕飯何にしたい?」ときいてみると

「鍋料理かな。」という返事がかえってきました。

夫のリクエストに応えて、真夏にすき焼き。

すき焼きを生卵につけて食べる夫を見て

娘が

「私も卵ほしい!」

と言い出したので

「おなかが痛くなるかもしれないから、生タマゴはダメよ。

お鍋に落として火が通った

大丈夫なタマゴなら食べても良いよ。」と私が卵をあげると

娘は、8割がた固まった卵と一緒にすき焼きを食べだしました。

美味しいのかどうかは本人もわかってないようだけれど

パパの真似を出来て、納得した様子。

固まった卵ですき焼きを食べる娘を見て、今度は息子が自己主張。

息子「じえいくん、おなかがいたくなるタマゴ、たべたくない。」

私「だったら、食べなくていいよ。そもそも、あなたに、あげてないでしょ!」

息子「だから、だいじょうぶなタマゴたべたいのー!」

「だいじょうぶなたまご」とは何のことかと思ったら、

私がさっき娘に言った言葉をそのまま、真似してただけらしい。


子ども達の言動から、大学の講義で先生がこんなことを話していたのを思い出しました。

「サルが人間の真似をするのを、猿まねと言いますが

人間の子どもの方が、サルよりも巧妙に人間の真似をやります。

何か面白いことを見つけると、子どもはたいてい真似をします。」

なるほど、確かに子ども達、面白いこと(すき焼きに卵をつける)を真似してる。

先生によれば、周りの人間の言動を真似する事は

子どもの体、心、脳の発達に大きな役割を果たしているとのこと。

子どもが真似をしたがるからといって

大人のすることを何から何まで同じように

真似させてあげる事は、出来ないけれど

出来る範囲で、こどもたちに「猿まね」をさせてあげよう。

そして、子ども達に一番近くにいる母親の私が

真似されても恥かしくないよう、出来るだけ言動に気をつけよう。

納得顔で卵と一緒にすき焼きを食べる息子を見て、そう思いました。