さんのぜ日和

シリコンバレーで暮らすぼっち主婦のゆるゆるライフ♪

背泳ぎ

日没時間がずいぶんと遅くなりました。

このごろは午後8時を過ぎても、まだ空がほんのりと明るいサンノゼ。

一日が長い今の季節は、なんだか得をしている気分になります。

 

 

太陽が傾きかけた午後、久しぶりに屋外のプールへ。

 

真冬の肌寒い日に外の温水プールで泳ぐのも気持ちいいものですが

気温が高い今の時期に冷たい水で泳ぐのは、やはり格別です。

 

実は、子どもの頃から泳ぐのは苦手でした。

学校の水泳の授業では、あまり良い思い出がありません。

ずっと「あなたはカナヅチだ」といわれ続けて育ったので

私は努力しても無理だと、泳ぐことをあきらめていました。

 

それが、娘が水泳を始めて以来

娘に付き合って、よくプールへ通うようになり

どういうわけか、母親の私まで

少しずつ泳げるようになりました。

 

今は、クロールなら200m

平泳ぎだと100mくらい

無理なく続けて泳げる程度。

 

次は、背泳ぎかなと

何度か挑戦しているのですが

どういうわけか真っ直ぐに進むことができず

コースロープにあたって止まってしまいます。

25mすら泳ぎきることができません。

 

腕を動かさず、足のキックだけだとまっすぐ泳げるので

問題は腕の動きにありそう。

 

一緒に泳いでいた娘にお願いして

左右の腕の動きで何か違いはないかを見てもらいました。

 

少し泳いで見せたら、すぐに左右の腕の動きの違いに気づいて

「右の腕は、もっと(自分の腕を動かして)こんな風に動かした方が良いよ」

と、的確なアドバイスをする娘。

 

自分では、気づかなかったけれど

言われてみればそうだったかも。

娘の言う通りに泳いでみたら、ちゃんとまっすぐに泳げました。

 

(コーチと生徒の立場が完全に逆転してしまっています。苦笑)

 

顔が水の上にあり、息継ぎの動作がない背泳ぎは

慣れさえすれば、一番楽な泳ぎ方かもしれません。

 

調子にのって続けて数ラップ。

青空を眺めながら、泳いでいると

視界にカモメが一羽、飛び込んできました。

青い空をバックに線を描くように飛ぶ

白いカモメに、しばしウットリ。

 

すっかりカモメに気をとられて

どうやら旗を見逃してしまったらしく

ゴツンとプールの壁に頭を強打。痛~。

プールの端が見えないのが、背泳ぎの難点でした。

そういえば、娘もターンが難しいらしく習得するのに苦戦しています。

 

この夏、もう少し母娘で背泳ぎを練習してみましょうか。