スーパーでこの洋ナシを見かけると
秋の訪れを感じます。
買ってきた洋ナシをトレイに並べていると
果物好きの息子の手が伸びてきました。
まだ熟れていない洋ナシを手にする息子に
「緑色の時は、硬くて美味しくないから
黄色く熟れるまでねかせておこうね。」と説明して
「まだ食べては、いけないよ。」と言うと
その時はしぶしぶ納得した様子。
しかし、数分後
「ナシもうたくさん寝た?もう起きた?まだ寝てる?」
食べたい気持ちを抑えられず、最後には
「そろそろ起こそうよ!」と、せがむ息子。
本当にナシが寝ていると思っているのでしょうか?
そういえば、クッキー生地やパン生地も
『ねかせてから焼く』と説明すると、同じように
「今、まだ寝てる?」と聞いてくる。
クッキー生地やパン生地が
私達と同じように寝起きすると思っているのかもしれません。
一人前に、会話ができるのに
実はわからない部分は
自分なりに理解してしまう3歳児。
頭の中の半分は、まだ夢の中の世界にいるのかも。
洋ナシが熟れるまで気長に待つように
息子の頭の中のまだ眠っている部分も
眠りから覚めるまで起こさずに
そっとしておいてあげたいと願います。