さんのぜ日和

シリコンバレーで暮らすぼっち主婦のゆるゆるライフ♪

Muni Metro

始まる前は長いと思っていた2週間の冬休みですが

終わってみるとあっという間でした。

 

我が家はいつもの休み通り

遠出はせず、近場のスポットへ出掛けて過ごしました。

 

 

 

出掛けた場所のひとつ、サンフランシスコ市内。

 

 

サンフランシスコのガイドブックを

『電車の本』と称して愛読する息子。

 

路面電車のページを開いては

「ミュニメトロに、一回乗ってみたいんだよね」と

毎日、口癖のようにつぶやく彼の願いを

今回、やっと叶えてあげることができました。

 

まずはサンフランシスコ郊外まで車で行き

駅周辺の駐車場に車を停めて、駅へ。

 

券売機で乗車券を購入して乗車。

改札口はありませんでした。

 

車内は落書きなどいくつかありましたが

想像していたよりも安全で綺麗な印象。

 

車で10分弱の距離を

30分近くかけてのんびり走ります。

 

途中、マーケットのような賑やかな通りを過ぎました。

 

車窓から見える街並みや行きかう人々の雰囲気が

サンノゼとは一味違っていて、心地よい刺激。

(SFの方が洗練されていてモダンな感じ)

うっとり眺めているとあっという間に目的地に到着。

 

目的地のひとつ、サンフランシスコの市庁舎

 

 

お役所というより

城のような立派な建物。

建物内も細かい装飾が施されていて

その美しさに溜息がでました。

 

もうひとつの目的地は

市庁舎の向かいにあるアジア美術館。

 

大晦日だったので

特別行事「除夜の鐘」に参加できました。

 

この行事、何年も行われている

きちんとした儀式のようで

近くのお寺から僧侶を招いて

お経を読んでもらうところから始まります。

 

待ち時間が長くて

「順番まだなの?」「まだ鳴らせないの?」と

何度も聞いてくる子どもたち。

 

「そういうあなた達の煩悩を取り除くために、ここに来たの」と私。

 

「人の心には108個の煩悩があるから

108回の鐘の音を聞いて

ひとつひとつ煩悩を取り除き

煩悩のない清らかな心で

新しい年を迎えるんですよ。」

 

と美術館からもらった除夜の鐘の説明書を読んで得た即席知識を

説明してあげて、子どもたちはなんとか静かになりました。

 

どうして108回の鐘の音を鳴らすか

私自身、ここに来て初めて教わりました。

 

人は108個も煩悩を持っているのですね。

煩悩のない清らかな心で毎日を過ごせるように心がけたいものです。

 

 

 

帰り道にちょっとしたハプニング。

 

ミュニメトロの券売機がなく乗車券を買えずに右往左往。

電車をいくつも乗り過ごして途方にくれていたら、親切な方が

駅員さんのいる改札口まで連れて行ってくれました。

 

駅員さんの説明を聞いて

券売機はなく自動改札機に直接コインを投入して

乗車券を購入するシステムになっていることが判明。

 

親切な方と駅員さんのおかげで無事に

ミュニメトロに乗ることができました。感謝。

 

ミュニメトロ乗車の願いが叶った息子に

満足したかどうか聞いてみると、「満足したけれど、今度はバートに乗りたい」んだそうです。

 

次回の休暇も

またサンフランシスコ観光をすることになりそうです。