平日のお昼時
息子とふたりで食事をしていると
物憂げな顔つきで、息子が
「ねえねは、いっしょに(パスタを)食べないの?」と
尋ねてきました。
さらに、いかにも寂しそうな声で
息子「ねえねちゃんがいないと、まぶしいよ~」
ちこり「まぶしい?それは、さびしいってこと?」
息子「そう、さびしいの。」
娘の夏休みが終わってそろそろ一ヶ月。
平日の昼間、姉がいない寂しさを
一言も口に出さなかった息子。
寂しいというより娘が学校へ通っている間は
ママとオモチャを独占できて
自由気ままに愉しんでいたようですが
母と二人きりではやはり寂しかったのでしょうか。
学校から戻ってきた娘に
息子の言葉をそのまま伝えると
言い間違えに気づかず
「あ~、それはねえ、らいかはここに座っているでしょ。
じぇいくんは、らいかの前だから、ねえねがいないと窓からの光が
じぇいくんの目に入って、それでまぶしいんだと思うよ。」と
自分がいないと、弟がどれだけ、まぶしいか力説。
補足説明させていただくと
食卓の窓は、北側に面しているので
直射日光が当たる事はありません。
娘に
「たぶん、さびしいを
まぶしいと間違って言ったんだと思うよ。」と
教えてあげると
「そうだったの。じぇいくん!」
娘、満面に笑みを浮かべ
弟へ駆け寄り、熱い抱擁。
「ねえねも、じぇいくんが学校にいなくて、寂しかったよ~。」
姉の思いを
顔を紅くして受け止める息子。
母の目には
直射日光よりも
あなた達の姉弟愛の方が
まぶしいです。