前半「Nora Jones」のつづき。
家に帰ると同時に冷蔵庫を開けて
タマゴがあることを確認。
残り二つ。なんとか作れそう。
キッチン脇のステップツールに立って
私がオムライスを作る様子を眺める息子。
「ママ、オムライス、作ってるんでしょ。」
「タマゴを使うんだ~。」
「電子レンジで作るの?」
「フライパンか~!」
「え、今、たまごがやぶれた?」
「でも、だいじょうぶ」
「ごはんをいれるんだ」
「それで、巻くんだ」
「あぶない、気をつけて」
「お皿に乗せれた、ママ上手」
「ソースを電子レンジで作ってたんだ」
「その緑のセロリ?」
「パセリ?パセリも食べていいの?」
こんな感じで延々と話しかけてきました。
さっき借りてきたばかりの
Norah JonesのアルバムをBGMにランチタイム。
彼女の歌声を聴くたびに、心が穏やかになります。
オムライスよりも先にパセリを口にした息子は
苦い顔をしながら口から「ぺ~」。
それは飾りだから食べないのよ、と注意したのに。やれやれ
息子と一緒にオムライスを頬張りながら
あと何年か経てば
息子も学校へ通い、こうして母子二人で過ごす時間は
ほとんどなくなってしまうことを、ぼんやり考えてみる。
今当たり前のように過ごしている日常は
もしかしたら、私と息子にとって、かけがえのない大切な時間なのかも。
ママと一緒じゃないなら
プリスクールへは行かない。と主張する
息子の言い分はもしかしたら正しいのかもしれない。